こんにちわ!
今週からデンマークは3週間の夏休みにはいっています。夏休みになると、イベントが立て込んで、なかなか自分の時間がもてないですね。。日本でもこれは一緒ですね。
さて、今日はデンマークの愛あふれる誕生日祝いについて書こうと思います。
いくつになっても家族で祝う誕生日

丁度先月、北欧ファアファア北欧ソスタの誕生日で集まりました。
ご家族の誕生日、お祝いしていますか?もうそんな歳じゃないしとか思ったりしてませんか?
誕生日を迎えられるっていくつになっても素晴らしいことだと、私は思っています。
その気持ちと同じく、ここでは誕生日を家族でお祝いすることをとても大事にしています。
ファアファアは75歳、ソスタは33歳。
そう、彼らもMake a wishをしていいのです。
忙しい生活をする私たちが、これを理由に集まることができるのですから。
幸せの象徴:デンマーク国旗

紙のものもあるよ。
誕生日には、デンマーク国旗が欠かせません。
国旗グッズは色々ですが、
テーブルクロス、ケーキに刺す小さな国旗、もちろんテーブルに立てる国旗、ロウソク、掛けるタイプの旗などなど。
スーパーマーケットや雑貨屋、ほぼどこでも買うかうことができます。
2019年に、デンマーク国旗を使うようになって800年目を迎えました。国旗の歴史はまた別に紹介するとして、

デンマークでは、国旗はとても身近なものなのです。
一時期、一般市民の使用が禁じられた時期もありましたが、現在では、幸せのシンボルとして、誕生日、結婚式、葬式でも愛する人を失った人を元気づけるために使用したりします。
もちろん、クリスマスにも欠かせませんね。
私も結婚式で、いっぱい使用しました。
誕生日ソングは、デンマークならではの歌

デンマーク語で誕生日のことを”Fødselsdags”フォウソスデー(日本語発音に近く考えると。これで通じないかもですが)
”Fødselsdagssang”みんなで歌う誕生日ソングはこれ。
Chokoladeはチョコレートではなく、飲むカカオです。スーパーマーケットで見ないところはない、これ。他の会社のもありますが、子どもが大人がみんな結構だいすき。
ちなみに、乾杯の部分”Hurra!”フガーって発音します。結婚式でも連発するフガーです。
Fødselsdagssang
Tekst: Otto Mikkelsen, 1913
Melodi: Beth Kullman, 1937
I dag er det 名前s fødselsdag! 今日は〇〇の誕生日!
Hurra! Hurra! Hurra! 乾杯!乾杯!乾杯!
Han sikkert sig en gave får, 1年ずっと欲しかったプレゼント
som han har ønsket sig i år, をもらえるんだよ
og dejlig chokolade med kager til. とっても美味しいカカオとケーキも一緒にね
Hvor smiler han, hvor er han glad. なんて嬉しいんだろう、笑顔になるね
Hurra! Hurra! Hurra! 乾杯!乾杯!乾杯!
Men denne dag er også rar, お父さんとお母さんが家で待っている
for hjemme venter mor og far なんて、なんて素敵だろう
med dejlig chokolade med kager til. とっても美味しいカカオとケーキも一緒にね
Og når han hjem fra skolen går. さあ、学校から帰ってくる時間だよ
Hurra! Hurra! Hurra! 乾杯!乾杯!乾杯!
Så skal han hjem og holde fest, 帰ってきたら、パーティーだ
og hvem der kommer med som gæst, 出席しにくるゲストと一緒に
får dejlig chokolade med kager til. とっても美味しいカカオとケーキを食べよう
Til slut vi råber højt i kor. さあ、最後のお祝いのかけごえだ
Hurra! Hurra! Hurra! 乾杯!乾杯!乾杯!
Gid Ole længe leve må 〇〇に長寿とたくさんの
og sine ønsker opfyldt få – 希望の祈りをこめて
og dejlig chokolade med kager til. とっても美味しいカカオとケーキを一緒にね
『日本に誕生日ソングがない』っていうのを海外に住んでいると、よく感じます。
誕生日パーティーの度に”日本の誕生日ソングなに?歌ってよ!!”と言われることはしばしば。
その度に、『Happy Birthday英語バージョンを歌うのよ』っていうとがっかりされる。
どうにかならないものか。
お祝いは、寝起きとともに
誕生日のお祝いは、誕生日の寝起きとともにはじまります。
家族は旗を振り、歌を歌いながら、ベッドルームに入って、誕生日ボーイまたはガールを起こしにいくのです。
とても愛にあふれているでしょ。
もちろん、本人は大体の時は起きてます。だって、9時とか10時とかだから。

そこから、誕生日お祝いブランチがはじまります。メニューはだいたいこんなの。
- パン屋さんから買ってきたモーニングブレッド
- バター 必須
- 半湯で卵 スプーンで食べる
- チーズ
- ジャム
- コーヒー&ティー
- 本人ご希望ケーキ
日本の誕生日会に比べたら、正直シンプルで用意が楽。でも、旗のおかげで、派手さ抜群です。
ちなみに、保育園や会社などでは、誕生日の人がお祝いのケーキやお菓子を持参して、みんなに祝ってもらうというパターンです。
それも面白いですよね。
祝ってもらえなかったなんて皮肉より、祝ってちょうだいというほうが笑顔になれます。
まとめ
デンマーク流お誕生日会、いかがでしたか?
家族の誕生日、自分の誕生日、こんな朝から歌って起こしてはどうでしょう。立派なものはいらないのです。手作りでなくてもいい。
是非、家族がここにいる幸せをお祝いしましょう! Hurra!!