あなたの家にも北欧デンマークのクリスマスを届けよう

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食と生活
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こんにちわ。

今年はコロナがあるので、イベントというイベントがどうしても楽しみにくい状況ですが、

お家のデコレーションや自分たちで気分をあげることができるものは是非楽しんでやっていきたいものです。

ハロウィンが終わり(といっても、デンマークでは、フェストラウンという仮装するイベントが他に年にあるので盛り上がりはアメリカ程はないのです。)、もう街の売り場はクリスマスの準備にとりかかっています。

皆さんのお家でも北欧クリスマスを楽しんでいただけるものもあると思います。

今回は、北欧デンマークのクリスマスをお届けします。

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デンマークのクリスマス

デンマークではクリスマスのことを”Jule(ユール)と言います。

Merry chrismasは”Glædelig jul“といった感じです。

クリスマスは1年の大きな家族イベントで、12月1日には、もうクリスマスが始まったようなものという雰囲気になります。

アメリカでのクリスマスと比べると、サンクスギビングが終わってもうクリスマスってイメージだったのですが、サンクギビングがないので、11月からもうクリスマスへ向かっています。

ジンジャークッキーのハウスはないし、サンタクロースもそこまで登場しません。

デンマークのクリスマスは、派手ではないものの、家族の暖かい暮らしが感じれるようなクリスマスで、とても好きです。

デンマークのJULは、キリストの誕生を祝う部分と、12月21日冬至(太陽が一番離れた場所になる)に光の日としてお祝いしていたのが合わさったといわれています。

クリスマスイブ、クリスマスにはお店というお店が全て閉まります。

今も、日曜日はどこのお店も17時頃に閉まりますが、この冬のクリスマスからニューイアにかけては、すっかりホリデーの雰囲気に変わります。

色々な伝統的なイベントが影響を受けているのが、『Peters Jul(ピーターのクリスマス)』という、Johan Krohnに1870年に書かれたお話です。

デンマークではクリスマス前日にプレゼントをあけます。もみの木を囲んで歌ったり。

伝統的に流れがきまっています。

JULE デコレーション

11月中にデコレーションの準備をはじめます。

それは、12月1日から、クリスマスへのカウントダウンが始まるからです。

このカウントダウン、北欧マンが小さい頃は学校でも毎日カウントダウンイベントがあって、12月は毎日わくわくして学校に通ったそうです。

JULE カレンダーキャンドル とアヴェント

デンマークでは、12月が始まると、毎日キャンドルにロウソクを灯し、クリスマスまでのカウントダウンをします。

キャンドルの存在が今でも生活の中で大きく、普通の日でも、Hyggeの時間にキャンドルを灯すこともよくあります。

特にクリスマスがくる12月頃は、日が最も短くなり、朝9時あたりにやっとぼんやり明るくなり、16時頃に真っ暗になります。

”灯りを灯そう”

昔から人々は一番日の短い冬至に灯りを沢山ともしたのです。

キャンドルは、色形、太さの違いなど色々種類があり、何時間灯すことができるか記載してあるものもあります。
もみの木の形やニッセなどもありかわいいですね。

そのまま、ろうそく立てに立てたり、デコレーションをお店で買うこともできますし、デコレーション用ねんどを買って、自分たちで松ぼっくりなどを森で拾ってしてデコレーションして作るのも楽しみです。

11月最後に仲間で集まって、Jul音楽を聞きながら、一緒にデコレーションを作るのもJulehyggeのひとつ。

アヴェントは、キャンドルを4つセットで準備して、毎週日曜日、1つづつ火を灯していきます。

これはクリスチャンの人の習慣です。

なので、スーパーには、バラバラのもの、アヴェント用の4つセットのもの、クリスマスカレンダーのものと色々種類が売っています。

JULEプレゼントカレンダー

こども向けに、毎日カウントダウンするプレゼントカレンダー。

輸入雑貨のお店で、チョコレートや小さいお菓子やおもちゃが入っているものを見かけたことはないですか?

12月1日から24日まで毎日ひとつづつあける楽しみが、こども心をくすぐります。

こっちでは、手作りのプレゼントカレンダーで、それぞれ親がものを入れるグッズもよく売っています。

JULE ハート

Juleの象徴的存在

クリスマスといえば、このJule heartです。

赤と白の組み合わせ(国旗と同じ)が一番一般的ですが、どんな色でも構わないので、子どもと一緒に作ったりして、もみの木はもちろん、枝にかけてデコレーションにしたりします。

材質は、紙で作るのが一番作りやすいですが、フェルトで作ると優しい感じもでます。

Jule Stjerner 星

紙でつくるスター

クリスマスには欠かせない星。大きな星のカバーをライトにつけたり、必ずといっても過言ではありません。

デンマークでは、紙で作るJulestjernerがあります。クリスマスデコレーションの定番デコレーションです。

もみの木に飾ったり、枝にかけたり。

ちょっとこどもには難しいかもしれませんが、器用なこなら出来るかも。

Nelliker applesinとApplesinskiver

スライスをオーブンで乾燥

オレンジのことをデンマーク語でApplesinといいます。

最初は、オレンジジュースを頼むのにアップルジュースっていうみたいとずっと思っていました。

オレンジは魔除けとして、乾燥させて引っ掛けたりしました。

クリスマスでは、オレンジにクローブを刺して飾り付けをする習慣があります。

Juletræ もみの木

12月中旬で、少しずつみんなもみの木を買いにいきます。

あまり早く買うと、枯れてぽろぽろ落ちてきてしまうので、みんないい時期を狙っていきます。

もちろん大手ホームセンターも売っていますが、クリスマスツリー畑にいって、自分で選んで、その木を切って持ち帰るというのが、車があるお家では普通だと思います。

自分ちに持ってきたあと、意外に大きくてびっくりということもしばしば。

アメリカでは、日本のように既成品のものを買う人が増えてきているように感じましたが、デンマークではあまりみかけません。

また、もみの木のに灯すライトは、キャンドルです。

もちろん、安全のために普通にライトをつけているところもあると思いますが、うちの義理両親はキャンドル派なようで、”よし、Hyggeの時間だ”という時にろうそくを灯します。

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Nisse og Jule mand ニッセとユールマン

たくさんのニッセが楽しむユール

上でデンマークでは、あまりサンタクロースは見かけないと書きました。

全くいないわけではなく、Jule mand(ユールマン)直訳すると、”クリスマスマン”の愛称で親しまれています。

それでも、やはり、デンマークでクリスマスの登場人物といえばNisse(ニッセ)です。

参考: SILVAN

ニッセは、日本でいう座敷わらし的な存在でしょうか。

馬小屋の上に住んでいて、何かあると、ニッセがいたずらをしたとい言われてました。

ユールの夜には、ニッセが楽しく過ごす人間にいたずらをしないように、ライスプディングをあげる習慣があったそうです。

今でも、クリスマスの締めは、ライスプディングを食べます。このライスプディングを食べる時に、同時にゲームが行われるのですが、それについては、当日の習慣をご紹介する時に。

お店では、ニッセの置物が沢山売られています。

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Jule market

今年はコロナがあり、開かれるのか微妙なところですが、デンマークでも12月にはクリスマスマーケットがあちらこちらで開かれます。

クリスマスのオーナメントなどのグッズから、食事系、地元のものを売っています。

クリスマスならではの、グリューワイン(赤ワインを温めたもの)を飲みながら、友人や家族と過ごすのが素敵な時間です。

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JULEプログラム

12月に入ると、毎年クリスマスに関するテレビの番組が始まります。

毎日1話ずつ放送され、次の日の学校は、その話でもちきりになるとか。

”Julerup Faergeby”,”Nissabanden”,”Pyrus”。特に北欧マンお気に入りの”Pyrus”は面白いらしい。

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Jule treat

JULクッキーは凄い量

ドイツの友人にクリスマスクッキーを習いながら一緒に作ったことがあります。ほぼ5時間焼きどうし。。。

6種類のクッキーを作りました。

デンマークもおんなじように、大量のクッキーをユール前に作り、友人に配ったり、家族で分けたり、ホリデーシーズンに食べ続けます。

沢山の種類のクッキー、そしてエーブルスキーバーという、丸い形のパンケーキが、この時期の甘いおともになります。

エーブルスキーバー、アメリカではたこ焼き焼器で作っていました。少し大きさは小さいのですが、十分美味しく楽しめましたよ。

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まとめ

いかがでしたか?

北欧デンマークならではのものをご紹介してみました。

ユールに向けて、ひとつずつ詳しく紹介できたらと思います。

私はクリスチャンではありません。宗教的な意味合いが大きいことは分かっていますが、
何よりも家族で集まり、お祝いをするという大きなイベントとしてまだ楽しんでいます。

この季節が来ると、私もウキウキします。

カウントダウン、プレゼント、心がウキウキしますよね。

こんな時だから、当日はまだわかりませんが、出来る限り、子どもとウキウキした時間を楽しみたいです。

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