北欧マン成長過程から学ぶ、リアル北欧子育て

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海外子育て
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こんにちわ。

この前、北欧マンと”子育て論”について話してみたのです。

”子育て方法”って本当十人十色というか、どう育てられた、どう育ってきた、どう感じてきた、全てのポイントにおいて、同じ状況で育った子も感じ方や捉え方は違うだろうと思うわけです。

その自分の経験から、まず自分の子育ての道を考えますよね。

そこに学んだ知識を加えて、

”自分のような想いはしてほしくない”だったり、

”こんな風に育ってほしい”

という親の主観が組み立てられる気がします。

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パートナーがどう育てられてきて、どう感じてきたか聞いたことありますか?

同じ子どもの親となった以上、”子どもをどう育てていきたいか”という部分は、どこかで、すり合わせなくてはと常々考えていました。

”どう育っていくか”は子ども次第ですが、親の方針というものが必要なものもあると思うからです。

学校選び、習い事、勉強方法、細かくいえば、毎日の声掛け。

両親が全く同じことをいうなんて気持ち悪いことは、どこも起こりませんよね。

よく言います、母の役割、父の役割。

自然に出来上がる部分はあるけれど、この根底にやっぱり親それぞれの主観があって、その上に子どもへの対応があって。

ましてや、環境がまったく違う場所で育った人と同じ子どもを育てるわけで。

もうSMAPのセロリの最初のフレーズが頭から離れません。

まずは彼がどう子育てされてきたか、どう感じてきたかを知ることにしました。

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北欧マンの幼少時代から

kalhhによるPixabayからの画像

北欧マンの家庭は、日本からしたら、信じられない位複雑だけど、デンマークではよくある家族歴なのですが、

お父さんが違う兄と弟(お母さんは別)とお母さんが違う姉とお母さんもお父さんも一緒の妹がいます。

もうこの時点で、日本の感覚なら、さぞぐれて多感な少年期を送ってきただろうと想像しますが、そんなことはないそうで、至って普通なのです。

私はお姉さん以外は、ずーと会っていますし、なんなら兄弟全員仲良しです。

北欧マン本人も、そこについて、なんともすんとも感じるものはないそう。

これは、デンマークが生まれた時から、子どもは子どもの人生を、親は親の人生を歩いている感覚をもつような社会感性があるところもあるそう。

そして、デンマークでは、親は生物学的の親が、”親”で、親権というものは存在しないし、両親が再婚しても、それは、”母の(父の)パートナーであって、自分の親になることはありません。

子どもは国の子なので、シングルであれば手厚い補助がでます。

これを知ってなんてシンプルなんだろうと思いました。

日本の再婚して、『さあ、今日から僕がお父さん(お母さん)だよ』って感覚は、親はよくても、子どもの立場では受け入れがたいとずっと思っていたからです。

彼の両親は、彼が小学校位で離婚。デンマークでは、両親が離婚すると、子どもの年齢にもよりますが、比較的近くのエリアに住んで、子どもの学校などに影響がないよう、1週間毎に子どもが親の家を行き来して、生活します。

彼の場合は、『ずっと弟と遊んでたね。妹は、(再婚した父と新しい奥さんとの子どもの)弟達のおむつを変えて、おこづかい貰ってたな〜遊ぶのはいいけど、おむつは無理でしょ普通』と話をするくらい、普通に、両方の親と時間を過ごしたとのこと。

サーこうなると、もちろん、子育ては二分します。

彼は、二種類の全く違う子育てから育ってきたのです。

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驚く程違う、父と母をもつ北欧マン

Daniela DimitrovaによるPixabayからの画像

北欧マンの両親は、私がいうのも失礼だとは思いますが、本当に一緒に住んでたのが信じられない位違います。

北欧マン母は、基本的にきっちりしていたい人。プランを決めて、崩されるのが大大大嫌い。

食べ物は、あまり興味がないので、料理はあまりしません。シンプルにライ麦パンとチーズが基本。

でも、凄くオーガニック・健康なものだいすきなので、人工的なものは身体によくないのでダメ。

なので、母の家にいくと、トマトケチャップは存在しません。もちろんチップスなんてなし。

夏休みは、夏休みを通して1箱だけ妹と共有でシリアルを買ってもらえて、あとはオートミール。テレビは箱にしまわれていたそう。

そんな感じの究極系。ダメなものはダメ。

”コレがいいそうだから、申し込んどいたから”と本人そっちのけで、色々決まっていたりしたこともあったそう。

北欧マン父は、お迎えの時間になっても全然現れず、学校から妹と歩いて帰ることになったり(自分の趣味に没頭、時間を忘れるタイプ)、約束が基本とりつけれなかったりすることもあったらしい(予定が決められないらしい)。

でも、お料理は好きで、いつもしっかり料理を作っていたり、好きなことややりたいことを全面協力で、応援してくれたそうで、何を押し付けるわけでもなく、自分を見守ってくれたと感じているとのこと。

この両親を、1週間毎に行き来するって、凄いこども時代だな。。。

このふたつが同じ家にいたら、さぞ混沌としていたでしょうに。

2つの場所で分かれていたことで、全く別のものとして、この2つの環境で妹と育ってきた北欧マン。

今はどう感じているのでしょう。

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親のくれたスタートステップからは、後は自分で決めてきた道

Rainer MaioresによるPixabayからの画像

彼が言ったことで印象的だったのは、

”どっちの子育ても今の自分になるのに必要だったことだと思う。両方に感謝だね”

とのこと。

幼少期から色々自分のいいと思ってきたものをどんどん彼に与えていった母。

彼いわく、『自分からああ言うことはしないってものもあったけど、今思えば貴重な体験をさせてもらったいい想い出だね。父は絶対計画たてたり、調べて何かをしてくれたりとかはないから』

『母は、バイトをしてお小遣いをためて自分で買いなさいって言って、僕の欲しいもの(ゲームとか系)は一切買ってくれなかったね。だから、協会でバイトして、中古のパソコンを買ったときはもう夢中だったね。』

普通の金銭感覚は、母から学んだ模様。

反対に、

多趣味で、なんでもDIYの父

家に2階部分を自分で建てたり、パイプオルガン自分で作ったり、列車模型のパノラマバージョンつくったり、ずーと弦楽器引いていたり、もう自分のやりたいことで心はいっぱい。

それに心取られて、迎えにいくの忘れちゃったり、電話通じなかったり。

でも、家族に愛もいっぱいで、いつもいったら料理をつくってもてなしてくれ、今の仕事の根本的な部分は父が好きだったコト。

好きなことを思いっきり、突き詰めてやったほうがいいって、色々な本も、道具もどんどん与えてくれて、高校時代に大学の本を読んでいた北欧マン。

『僕の根本的なところは父の影響が大きいだろうね。やりたいことをやる。やりたいという思いに無駄はなし』

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まとめ:育ってきた道から見える彼の親としての主観

今回話をきいて、色々な部分を納得。

彼の”これがいいと思う”っていって、すぐ子どもに勧めるとことか、

”これが好きなんだよ。やっぱもっとここ伸ばしていこう”と長所にやけに気持ちがはいっているとことか。

今頃、やけにゲームボーイやファミコンが欲しがるとか(北欧母に与えられた抑圧をまだ口にする)。

本当に面白いことに、日々の疑問がガッテンガッテン。

これに、私の主観をすりあわせて、我が家流をバランスよくできるだろうか。

親がこう思っても、こどもにどう伝わるかは、こどもによっても違うだろうが、自分の想いをしっかりシェアしたいと思う。

それについてはまた今度。

そう実は、妹は北欧母のやり方が嫌で、途中からほぼ父宅で暮らすようになったんだって。
本当、子どもによるのである。

正解なんてない子育て。日々、学びである。

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