デンマークでこどもが怪我記録〜ふたりの親がいるという意味〜

海外子育て
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こんにちわ。

この前の救急騒ぎからのことの顛末を書き残しておこうと思います。

今回のことから、”家族”として、私自身の気づきがあったのです。

ちなみに、”救急騒ぎ”はこちら

デンマークでの医療システムは、日本と大分違います。

デンマーク医療制度違いポイント

  1. 予約が必須で、自分で勝手に診察にはいけない。
  2. 専門医(自分が選んだ担当主治医・小児科医以外)に会うには、まず担当医にあって、一筆ネット上でやってもらわないと会えない。
  3. 緊急に病院に行く場合も、向こうが病院を指定(電話112もしくは1813)
  4. 受付は、イエローカードでピ
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騒ぎの夜の静かな戦い

さあ、この前、総合病院の救急外来をタクシーで何度か移動し、最終的に、やっと6針縫われたうちの2歳児。

局所麻酔ジェルという薄い麻酔のなか、やりきり。えらいぞ。えらいぞ。

たんと褒めた後、

ドクター『じゃあ、この紙どおりで対処してね。一週間後に、担当の小児科で抜糸してもらって』

縫った上から、ガーゼではなく、3Mテープ(医療用テープ)を貼り、『24時間剥がさないでね』

と言葉を頂き、終了。

この言葉が後で、わたしと北欧マンとの戦いの原因になろうとは。

急いでタクシーで家に帰り、何事もなかったかのように、上の子の誕生日祝いをし、夜。

明らかに、3Mテープ浮いてるし!

いちを看護師、それも、形成外科にいたこともある私は、ガーゼに変えたい。
血が固まってしまうし、消毒してかえるべきだ。と訴える。

北欧マンは、紙に書いてあるし、医者が剥がすなといっているんだから、剥がさないべきだ。と。

一度医療者として働き、ブランクがある人は思うこの不安。
もしかして、日進月歩で医療が変わったのかもしれない。

でも、こんな状態じゃ、結局なにもついてないと一緒だし、傷が感染しやすいじゃないか。

夫さえ、私の意見を聞いてくれない。私の今までの経験はなんだったのだろう。

この紙切れ一枚を信じて。

戦いの末、不安に負けた私は折れて、テープを変えませんでした。

これが、後で、死ぬほど後悔することになると気づけずに。

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抜糸するのか、しないのか?

24時間後から、テープを変えることに賛同した北欧マン。

1週間、抜糸まで、風呂もはいらず(紙に書いてある)、取れるまで触らずに、取れたらつける(口のうえだから、1日何回も汚れてとれる)を繰り返し。

1週間後、予約しておいた担当小児科へ。

コロナ状況下なこともあり、ひとりしか部屋に入れないと。

じゃあ、わたしが入ると、こどもを抱え、動けないように抱えて座るも、確実に誰かが頭を抑えないと危ない。

というか、無理。

まだなりたて雰囲気若い先生に『コロナの状況はわかるのですが、もうひとりいないと無理だと思います』

というも、『大丈夫大丈夫』と軽いのりで返事。

クーパー(抜糸はさみ)が近づくと、恐怖で頭を動かすこども。(そりゃそうだ)わたしもこわい。

『固まってとれないわね。テッシュで傷の部分ぬらしてきて』と。

(テッシュって、、、トイレの?ガーゼとかないのか?)

この時、こどもの傷の一部は、縫い切れていない部分の出血が多かったので大きなかさぶたになっていたのです。それで覆われていた糸がみえず。

その後、ベッドに移動。

再度、私がこどもを抑えながらベッドに寝て、もう一度トライ。

『やだ、こわい。わたしには無理だから、他の先生呼んでくるわ』と。

ここで、北欧マンも不安の顔。『あのひと大丈夫?!医者でこわいって誰がやるの!?』

この時点で、わたしはなんとなく理解。

担当小児科医の方々は、内科の先生方なのでしょう。
2歳児の抜糸(それも顔)なんてほとんど経験がないのでしょう。しょうがないことだ。

もう少し年が上の先生登場。叫びが響くなか、ひとつふたつ抜糸した後、『こりゃ無理だな』とストップ。

”まだくっついてない”ということで中止。

『美容・形成外科紹介するから、そっちにアポイントとってみて。1週間以内にとれなかったら、うちにまた来て』

やった!!形成に紹介をしてもらえた!

とみると、周囲の美容形成クリニック8個の名前。どれでもいいよって。

早速、そのうちのひとつに電話をしたら、

『じゃあ今から来て。こどもだし、何ができるかわからないけど、とりあえず手遅れにならないうちに今みる』

とのこと。

そんないい返事がくるとは思ってもみなかった!いきます!いきます!

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ザ・美容形成クリニック

こんな化粧ばっちりのひとがはたらいているイメージ

ホームページも見ていたけど、これぞ美容形成っていうクリニック。皮膚科っていうよりも、全然美容形成。

待合室にいる方々も、やっぱそれのために来ているって感じの女性たちばかり。

そんなところに元気いっぱい2歳児登場。

イエローカードをだすこともなく、診察部屋へ。今度は北欧マンがひとり。

この待つ時間は、なにもできず、叫び声だけが聞こえる。。。がんばれ。

出てきたふたり。力使い果たした様子。

北欧マン曰く、

『1週間以上残しておくと、結んだ結び目が皮膚に残ってしまって、これは一生とれない。
もし、ちゃんとくっついてなくても抜糸は今日しないといけない。あとは自然治癒にまかせて。
傷のラインは、2,3年したら美容形成で綺麗にできるから、いらっしゃい』

だそう。

その時は、ガーゼが貼ってあり、傷はみえなかったけど、”そっか、よかったよかった。今日ここに来れて、ラッキーだった”と二人で胸をなでおろした。

が、しかし、夕食時、もちろんご飯を食べると自然に剥がれて、傷が見えた。。。

ぱっかり開いてるじゃんか!!!!!

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結局は、親があきらめちゃだめだ

バランスをみながらテープを調整。ぱっくり開いてるとこにもう一枚必要

ぱっかり傷があいている様子に、もう北欧マンは凝固。

『さっきは、こんなに開いてなかった気が、、、こんなにあいて、、、どうしよう。こんな状態でいろって。。将来、客になって美容形成にこいってことなんだ。。』

他のクリニックにかけるも、もう予約でいっぱいだからいつになるかわからないと返答が。

かなりショックなようで、もともと血とか嫌いだし、ぐろいのダメな人なので、もう暗闇の中へ。

ここで、わたし折れてたこころが再びくっついた。

すぐ鞄をもち、『薬局いってくるから。私このままになんかできない』といったら、涙目北欧マンも落ち着き。

自転車走らせ、一番近い薬局へ。

アメリカの時もだけど、海外では、薬局に結構医療用品が売っている。

アメリカのほうが確実に品数は多いけれど(医療保険に入ってない人のために色々普通薬局で買えるため)

デンマークも最低限のものはあり。

1枚ずつ清潔な状態ではいっているガーゼ
3Mストリップの細い・太い種類を何箱か
ガーゼを止める医療用テープ

ハサミとピンセットを消毒するアルコール綿等々家で用意。

まっすぐな傷じゃなかったので、試行錯誤しながら、1日3,4回貼り直し続け。

その日々、本当に自分のなかでぐるぐる。

何故、あの時、ガーゼに変えて、かさぶたができないようにしなかったのか。
そうしたら、もう少しくっついていたかもしれない。もっと傷にならずに済んだかもしれない。
私の経験はなんだったんだ。ばかばかわたし。あきらめずもっと説明したら。

母親にも、数日置いてから電話をした。心配していたけど、すぐかけれなかった。

私がこんな様子じゃ、かけた時、『日本にいらっしゃい!!』。と言われると想ったから。
自分の中では、もういまできることはないと、分かっていたけど、自分を責めていたから、そこにすがりたい気にもなる。自信がなかった自分にがっかりなのだ。

跡が残らないのは難しい。

1週間続けて、少しずつ空いた部分が固まりはじめた頃、腫れも引き、見た目が落ち着いてきた。
同時にわたしの気持ちも落ち着いてきた。

今やれることを全力で。それしかない。

経験は学びである。

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こどもに怪我はつきものだけど。。。

傷としては落ち着いた今は、毎日ステック型の日焼け止めをぬり、日焼けしないように心がけています。

怪我をする前の写真をみては、落ち込んでいたこともあったけれど、大きくなったら本人と相談しよう。

そう思うことにしました。

実際、縫ってくれた先生は手際がよかったし、縫い方は綺麗だったのだから。

どこの国にいても、こどもの怪我はつきもの。

ふたりとも親であることを今回はとても実感。

意見が違うときの対決もここまでしたのは初めて。

わたしは私の経験を信じ、北欧マンは病院のいうことを信じ。

最終的に北欧マンは、そこをダメだったといけど、それはそれで間違いではないのです。

私のいうとおりにやって、感染したかもしれない。

お互いこどもを大事に思っている。ふたりのこだから、自分だけの思うようにはできない。

励ましあえることもあれば、戦うこともある。

”ふたり親がいる”というのは、こういうことなのだなと感じたのでした。

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