幸せな国デンマークの保育園ってこんなんだった!

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海外子育て
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こんにちわ。

うちの下の子が、他の子に興味を示し、遊びたい行動を頻繁にするようになったので、保育園にいれることにしました。

今日は、赤ちゃんから、デンマークでの子育てスタイルについて書こうとおもいます

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赤ちゃんが産まれた時にもう始まる希望の子育て

WestfaleによるPixabayからの画像

デンマークでは、何事も赤ちゃんが産まれた時に、申し込みがスタートしています。

それを聞くと、『え?』ってなりますが、本当そう。

人によっては、赤ちゃんが産まれる前に、入れたい保育園、入れたい小学校兼中学校(私立の場合)、入れたい高校(私立の場合)を決めています。

デンマークでは基本早いもん順です

そして、産まれたらすぐ申し込みすることが可能です。

公立であれば、入れたい時に市役所へネットから、申し込みが可能です。

赤ちゃん〜保育園

赤ちゃんが産まれてから、生後7ヶ月から公立保育園、もしくわダオプライという家で子どもを見てくれる少人数制のホームママ的な保育システムをスタートすることができます。

園の見学は、月に1回大体やっていて、見に行くのですが、人気ところはもう生後1ヶ月、2ヶ月位の子を抱えた両親でいっぱいです。

隣りにいた人の話を聞くと、『私60番位だから』とか、いつ入れるの?的な数字だったり。

うちの場合は、そこは300人以上待ってるから、待つだけ無駄と市役所の人に言われて考えもせず。

はなか
はなか

みんな自宅の近くが良かったり、保育園も種類がいろいろ

希望の保育園にいれるのに必死なのです。

保育園もスタイルは色々です。

私の家の近くでは、

  1. 保育園乳児部門(Vuggestue:7ヶ月から2歳10ヶ月)だけのところ
  2. 保育園乳児部門(Vuggestue)と保育園大きい子部門(børnehave:2歳10ヶ月から5,6歳)両方のところ
  3. 2の中で、園庭があって、ほぼその中で過ごすところ
  4. 2の中で、1週間毎に、郊外の野外教育センター的なところにいって、森の中で過ごす週があるところ
  5. 4と同じなシステムで、1ヶ月毎に、森と園と交代なところ

うちのまわりでは、そんな選択でした。

もちろん、郊外には、森の幼稚園といわれる、大半を森で過ごすような園もありますが、コペンハーゲン市内では難しいかと思います。

でも、4や5といった、半分自然で過ごすことができるところもあります。

そういうところは、朝、指定のところに大型バスがきて、夕方同じ所に帰ってくるといった感じになります。

お昼ごはんも、給食がでるところもあれば、お弁当のところも。

お弁当のところは、おやつも詰めないといけなかったり、結構大変と友人が漏らしていました。

うちの場合・・・

海外から来た私たちは、少し条件が違って、3ヶ月以内にどこか4km以内のところに入ることができるということでした。コロナとぶちあたりもあって、実質5ヶ月待ちましたが。

3つの場所を希望を出すことができるのですが、3つとも期間ないにあくことはなく、全然知らなかった、けどすぐ近くだった保育園にきまりました。

決まったところが気に入らないと断ることができます。

が、次決まるのはまた何ヶ月後かわかりません。とりあえず、決まったところに入って、元々希望していたところが空くまで待つことはできます。

うちの場合、先に下の子のスポットがとれたと連絡がきましたが、保育園乳児部のみの場所だった&まだ預けるつもりはなかったので、断りました。

上の子が、近くの保育園に決まって、私のビザもとれ&下の子も保育園に行く準備ができたので、もう一度同じところを申し込みました。

兄弟が通っていると、優先度が高くなります。申し込んだ時点で、2番目でした。

その後、2ヶ月待って、下の子の保育園が始まりました。

待ち時間は、本当場所や状況などによって大きく変わると思います。

保育園の実際

sther MerbtによるPixabayからの画像

私の子どもがいっている保育園では、6時半から8時45分までの間に子どもを預けることができます。

これも、何時からお願いしますと言わないと行けない所もあるかもですが、うちは、いつもバラバラですが、早くても8時でしょうか。

”時間内ならいつでもどうぞ”スタイルです。

7時とか早く連れて行く時は、朝ご飯がでます。

帰りは、”3時から5時の間に迎えに来てどうぞ”という具合で、大きい子のクラスは大体の人が4時周辺で迎えにきています。

みんなでさようならと集団に終わることはなく、ひとりひとり家族の予定で、お家に帰って行くというスタイル。

5時には終わってしまうので、日本のように6時7時はありません。

その分、朝早くでて、夜を家族と過ごすというスタイルになっています。

上の子の保育園大きい子クラスのスタートは、こんな感じ

市役所から決まったよと連絡を受ける

保育園に連絡、スタート前々日位の何時にきてねと言われる

口頭で、先生と話ながら、書面もなにもなく、いるもの聞いておしまい

当日:いってらしゃい 朝から3時まで問題なし。明日からすきな時間にきてね〜

下の子の乳児クラスのスタートはこんな感じ

月末からはいれるよと市役所から連絡

保育園に連絡すると、来月からだったと判明

保育園に面談しましょうと連絡、通所前日にきてねと言われる

先生と面談:紙面で項目を確認しながら、生活習慣について確認、明日からの持ち物確認

慣らし保育スタート 1日目:1時間半、2日目:お昼ごはんまで、
         3日目:お昼寝まで(寝れなかったら、そこでお迎えだったが、こてっと寝た)
         4日目:お昼ごはんまで、5日目:お昼寝後のおやつまで(14時半)

6日目(次の週)お昼寝後のおやつまで
問題なく、楽しく食べ、遊び、寝た我が子。先生から、次の日から好きな時間でどうぞとお達し        

乳児クラスも同じく5時まで預かってくれますが、同じく4時頃に沢山の両親が迎えにきます。

料金はただじゃないよ

教育費がタダと知られるデンマークですが、乳幼児保育時代は無料ではありません。

市によって、料金は違います。また、給料によっての違いもあります。

兄弟割引もあり、二人目は半額になります(上の子が保育園に行っている場合)。←これで、年子みたいな子が多い気もする

ちなみに、コペンハーゲンは、

  • ダオプライ(食事付き):3294デンマーククローナ*約5万4130円
  • 保育園乳児部(食事付き):3741デンマーククローナ*約6万2340円
  • 保育園乳児部(食事なし):3087デンマーククローナ*約5万1444円
  • 保育園幼児部(食事付き):2461デンマーククローナ*約4万1012円
  • 保育園幼児部(食事なし):1783デンマーククローナ*約2万9700円

結構なお値段です。

もちろん一定の所得を満たしていない人には、減額などのルールがあったりします。

みんなが保育園に入れているわけじゃないよ

WestfaleによるPixabayからの画像

アメリカでは、保育料が高いエリアである&インターナショナルが多く、仕事をすぐしない人が多かったので、上の子が小さい間、プレイデイトの相手や、公共のイベントなど、保育園に行かなくても、他のこどもと関わる環境が多いにありました。

デンマークでは女性も男性もおんなじように育休をとりますし、その後の社会復帰も積極的です。

保育園の場所の確保が、ある一定の期間が過ぎたら絶対に空いているところを見つけるというのも、そういう状況をサポートするのもあるのだと思います。(といっても、4km離れていると、自転車で往復結構大変ですけれども。。)

そのためか、街にいるのは、新生児やハイハイする前の乳児が多いです。

それでも、色々な公園などに行くと、1,2、3歳児を連れた方に会うこともあります。

彼らと話すと、デンマークでも、3歳以下の子どもを預けることに、子どもの成長過程においていい影響がないという結果もあるという話や、”うちの子は人見知りで、まだ保育園にいくタイミングじゃないから3歳まで待つ”と子どもに合わせて決めているというものでした。

近所の子で、下の子と同じ年。彼は保育園をスタートしましたが、2時間泣きどうしとかで、何度も迎えにくるよう呼ばれていました。

学校を半年休んで、子どもと一緒にいて、その後少し最近はよくなったと、学校も再開したそう。

私は幸運にも、子どもと過ごす時間を持てて、こどもが社会生活スタートを出来る状態まで待つことができたので、選ぶことができた自分を恵まれていると思います。

うちの子は3歳前に、”他の子と遊びたい”という想いを強烈に示しはじめ、社交性や協調性を習い初めてもいいかなと感じ、はじめました。

仕事があって復帰が迫られたり、収入の問題で働かないといけなかったり、こどもと二人っきりでいるとストレスが溜りすぎちゃう人とか、色々な状況のなかで子どもといられない人もあると思います。

デンマークでも、みんな日本とおんなじだなと感じています。

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まとめ

今日はデンマークの赤ちゃんから幼児期子育てについてでした。

うちでは上の子が来年8月から”0クラス(ノルクラス)”がスタートする予定です。

そこで、市役所から、”今から2週間で、お子さんの学校を登録してください”とお達しがきました。

もうこんな時がきたなんて、早いものです。

次は小学校について知って行こうと思います。

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