こんにちわ。
私たちは、アメリカで出産して、子育てをしながらデンマークが2カ国目。
プレイデイトは、赤ちゃんの時からしてきました。
プレイデイトで、子どもの協調性や友人との関わり方の様子も見ることができるし、2言語の部分は、プレイデイトをすることによって、なんとか達成できているので、大事にしています。
しかし、誕生日会もプレイデイトも、国が違えば違うスタイル。
今回は、やっと慣れてきた、デンマークスタイルを紹介します。
アメリカstyleから、ゆるゆるデンマークstyle へ

かちかちアメリカスタイル
アメリカで子育てすること5年。
ちょうど、わたしにとってもは、赤ちゃんから幼児時代なのも特に目を離すことはないのは当たり前なのですが。
アメリカでは、こどもに対しての安全対策が厳しかったです。
誘拐も多いですし、小学校高学年でもひとりで留守番することはありません。
ちょっとしたことで、近所の人に通報されかねません。
私がいる時に、ホテルに子どもを置いて出かけた邦人の方が逮捕されるということも起きました。
子どもにスマフォを持たせて、車に置いていくなんてことも、通報されかねません。
学校も入り口にで送迎、もしくはバス送迎でお迎えでした。
学校のお迎えで、子どもを迎えに来る人は、書面で記載してある人しかできません。
なので、もし、義理母がちょうど来ていても、私たちなしでは、迎えにいくことはできませんでした。
同じクラスの子を、その子のお母さんに頼まれても、住んでるのが近所でも、連れていくことはできません。
大事な子どもを守るためにすることなので、それに慣れてしまってからは、自分は日本でゆるく育ってきたのだけど、日本は大丈夫かしらなんて、感じるようになっていました。
さてさて、そんなこんなで今はデンマーク。
ゆるめデンマークスタイル
上の子が保育園に通い始めて、友達も出来た頃。
先生から、紙を受け取りました。
それは、お誕生日会の招待状。
クラス3人の子が誕生日が近いので、一緒に誕生日会をやるということ。
カードにはこう書いてありました。
◯日にヴィーゴ・ニラス・イエンスの誕生日会とやります。
13時から始めますよ。
大人は16時頃にきて、コーヒーを一緒に飲みましょう。
お返事はここに〜〜〜
ここで、気づくわけです。
あれ??
”大人はこの時間に”ってことは、子どもだけ置いていくってこと?
ちなみに、私たち、どの子の両親も全く知らない。。。
北欧マンも、全くわからないと当てにならない。
『全然知らない人だし、どうしよう』とわたしが思っていた頃、また、ちょうど保育園の先生から手紙を受け取りました。
こんにちわ!
私はカイサの母のマリアンです。
うちの子があなたの子と遊びたいって言っているので、プレイデイトしましょう。
いい日にちをここにメッセージください。 電話番号
てな感じで、プレイデイトの招待が。
迎えに行く時間が全然違うので、全くどこの親にもあったことがなかった私たち。
コロナの影響で、”親たち交流会”が中止になっていたのもあって、誰とも関わってない。
とりあえず、初プレイデイトに、よくスタイルがわからなまま、行くことに。
やっぱり親もくるなら、大人用お茶菓子とか用意しとこうとか、コーヒー作っとこうとか色々考えちゃう日本人な私。
【わたしは、帰ったほうがいいのか。。】なんて考えながら、こんにちわ〜と挨拶した後、率直に、わたしは帰ったほうがいいですか?って聞くことに。
したら、笑いながら、
『どっちでもいいわよ〜。好きにして〜』と。やっぱり。
知らない人だし、ちょっと他人の家みてみたいし、ってことでちゃっかりお邪魔して、お茶を頂くことに。
彼女曰く、
デンマークでは、プレイデイトでも誕生日会でも4,5歳位になったら、子どもだけ預かって、親はあとに迎えにいくスタイルが主流。親のことをそんなに知らないこともしばしば。
なんだとか。
子どもだけっていっても、まだ子どもだけで約束できるわけもなく。どちらかの親はいるので、親同士で約束。
とりあえず、とてもいい人だったので、安心。
私は日本でも、まだ幼稚園児だし、流石に凄い仲がいいとか知っている人でないと、”じゃあよろしく”なんて、自分の子を託せない。。
後で気づいたこと。
このプレイデイトのために、クラスの入り口に各両親の電話番号を書くポスターが貼ってあるのを発見。
これで、ショートメッセージを送りあって、みんなプレイデイトをセッティングするらしい。
しかし、不特定多数の人がみえるところに個人情報。。。

沢山のことが、この電話番号で行われるデンマーク。個人情報管理はいいのか。。
これも、娘のため。と電話番号をかきかき。
平日に行われるプレイデイト

これも驚いたことのひとつ。
うちは週末、日本語学校にもいっているので、なかなか埋まっている。
きっと、どこの家庭も同じ何だと思う。デンマークでも、休日家族の時間はとても大事にしているし。
最近はもっぱら平日のプレイデートなんです。
ホストの親が全員連れて帰るよ〜
大体プレイデイトは、保育園の友達。
保育園でも遊んでいるけど、それぞれのおもちゃを見せたり、部屋を見せたりしたいらしい。
子どものピックアップは以前、保育園のお話でかいた通り。
迎えに行く時間は、それぞれ15時以降は自由。
そこで、ホストの家の親が、15時にプレイデイトの子みんな連れて行きます。
朝、親が先生に伝えてる(多分)してる位で、特に確認なし。すごい信頼?笑
そして、親が、プレイデイト宅に17時から18時で迎えにくるって段取り。
いちを、プレイデイト中に自宅にいる様子を写真で送る(暗黙のルールなのだろうか。)
今週、北欧マンが3人プラスうちの子を連れて帰ったときはさすがに先生が、
『何人連れて帰るの!?勇気があるな〜』←凄い正直感想。
と言ってました。
15時に迎えにいけるってことは仕事終えてるの14時半とかですよね。
デンマークの会社がやっぱりフレキシブルで、今日ははやくあがって子どものプレイデイトだから。で、明日その分働くわ。
ってのが通用するから出来るんだと思います。
平日に自分の時間を調整して、こどものために時間を作ってあげる。
それが出来ることも、出来る環境もいいなって思います。
まとめ
アメリカで、慎重かつ安全第一、常にこどもと一緒だったので、こっちのおまかせスタイルに驚き。
日本ってデンマーク位大丈夫でしたっけ?
もう何が普通か分からない。郷に従います。
北欧マンが誕生日会に送迎にいったら、ポップコーンマシーンがポンポン作り続け、スムージー飲み放題マシーンで、お腹いっぱいになるっていう子どもパラダイスだったって。
こどもにとってそんな日もね。さぞ楽しかったことでしょう。