こんにちわ。
来週でデンマークに来て、1年。
このブログを始めて半年経ちました。
何故ブログを始めようと思ったのかをどこかのタイミングで記しておきたいなと思っていたのです。
きっと、自分で後で読み返して、”そうだった。こんな風に私の気持ちが動いたんだ”と振り返るのもいいなと。
ちょいと長いですが、お付き合いください。
日本にて、手料理はだめだめ、外食大好きの20代

就職を期に一人暮らしをはじめた私ですが、今想えば、本当に貧相な食生活をしていました。
仕事がら、不規則&夜勤では2回分(夜ご飯と朝5時に食べるご飯)を持参するのですが、爆弾おにぎりを作るのが精一杯。あとはコンビニで買うか、大好きだったカップ焼きそばを持参、ナースコールで水を切る瞬間を逃し、泣く泣くのびのびの焼きそばを食べたり。
でもやめられない。
お昼にちゃんとお弁当を持ってくる後輩を”すっごいな〜”と思うも、自分は、食堂でがっつりカツカレーを食べ、『カロリー摂り過ぎじゃない?』と上司に言われながらも、『おなかすいたら仕事出来ないっす』が口癖。
一時期”よし、私も手作りを!”なんて言って、調理師の友人にまで魚の捌きまで習った癖に、(すまない。。)その才能が開花することはなく、残り物の野菜を”お好み焼き”がお得意料理?の食生活。
栄養があるものがいいのは分かっていたけれど、健康だし、好きなものを好きなだけ食べる。
美味しいものは外食でいただこう。
手料理なんて、最初、味噌汁にだし入れず、”えらいうっすい。。。?”って言ってた位のおてまえで、恥ずかしい。
そうすると、もちろんゴミ袋はいつもプラスチックの資源ゴミがいっぱいで、燃えるゴミのほうが少ないんじゃないかっていうことになるんです。
この頃は、プラスチックが結局は燃やされて、エネルギー回収ってことになるとか、結局外国に送られて、他の国を汚すことになるとか全く考えることもなかったから、そこに感じることもありませんでした。
アメリカにて、子育てをきっかけに急に食育に気づき始める
子どもが出来た途端、十分な栄養と健康な食を!と急に張り切りだした私

そんな私が、嫁に行った途端に、海外生活。
まあ、本当料理って何作ったらいいのかわからなかったわけです。
日本のレシピは、色々材料揃わないから、作れないものも多いし、市販のソースはない。
意識してとかでもなく、加工品を使わない(買えないから使えない)料理作る毎日。
っても、本当作るは、肉じゃが、トマトパスタ兼ミートソースパスタ、そしてお得意お好み焼き(醤油味)。
興味がないから料理が上手くならない。ま〜レパートリーが増えない。
産まれてからは、さらにつらい。
そうすると北欧マンが作ってくれるのを知った私。
うちではお馴染み北欧マンMIXといって、トマト缶がメインの料理で彼の料理もレパートリー。。2つ?
に頼り、本当冴えない料理(北欧マンに失礼ですが。。w)が質より量でまわっていました。
プレイデイトでお料理上手なプレイメイトのママが、美味しいご飯を作ってくれようものなら、祈るように【いただきます】をして、ありがたくご馳走になっていた私たち。(なぜ、私達かというと、北欧マンのオフィスの近くだったので、北欧マンもお邪魔させてもらい、ご飯を頂いておりました 笑)
子育て時期って本当に時間がない。
自分の時間なんて、もちろんないけど、こどもって常に食べてる。
9時半におやつあげて、12時にご飯食べて、お昼寝したらおやつ食べて、ちょっと遊んだら夕食食べて。
昼食時間、とりあえず夕飯が残ってたら、まずこどもに食べさせて。
自分のお昼は後で作ればいいや
なんて思ってたら、お昼寝スキップされて、お昼ごはん作る時間がなく、お昼なしでいること4時間で、また夕食を作る時間がやってくる。
それでも、栄養バランスはよく、健康な食事を与えたい!
自分ひとりの時は思いもつかなかった”健康な食生活の道”が急に現れたのです。
街でぱっと見かけるお菓子なんて、チップスや甘々クッキー。こんなん子どもにあげられない。
そんな想いから、”色々な手作りおかし”を見ている間に”砂糖”の使い方や食育という部分に触れてくことに。
加工食品や砂糖の使い方について色々疑問を持ち始めた時に、ある一人のアメリカ人のママ友と仲良くなったのです。
インスピレーションをくれた様々なママ友達との出会い
プリンストン大学 冬は−15度プリンストン
凄くおとなしくて、自分の意見をがんがん言わない物静かなタイプだけれど、彼女の生活は、ビーガンのお母さんに影響された分もあり、加工物とか使わず、近くのオーガニック農場と契約して、お野菜を調達していたり、色んな豆を使ったフムスをおやつとして出してくれたり。
私にとって彼女の選択は、やりすぎず、とても身体にもいいもので、バランスがとれて、心地がよかったのです。
へ〜こんな選択があるんだ。
アメリカは地域によって、本当に色々なことが違うのですが(大きい国なので)、私の住んでいたプリンストンという地域は、アメリカのアイビー・リーグ8校のうちの1校プリンストン大学のお膝元。
そんな教養が高い人がいっぱいいる所に住んだら、環境活動や健康への取り組みをしている人がとっても多く、ママ友もそんな人がいっぱいだったのです。
同じ北欧系(旦那さんはスウェーデン人)のアメリカ人のママ友は、ビシッと言ってくるタイプ。
うちに来た時、『はなか、テフロンフライパンはダメだって!ほら、この傷ついてるとこから溶けてきてるんだから』
と、アドバイス(お小言?w)をくれる程。
カナデ人✖アメリカ人のベジタリアン一家は、美味しいベジタリアン料理を教えてくれました。
そんな彼女たちにインスパイアされていった私ですが、そこでもっともっと悩み始めたのです。
私、”砂糖”全然使わないの(ちょいと使いたいけど、何ならいいの?)?なにの粉・オイルならいいの?全部オーガニックにしないとダメなの?
インターネットにあふれる情報に左右され、正解がわからない。
そんな時にFacebookの私のページにポップアップしてきたのが、”Holistic Food Journey”との出会いでした。