こんにちわ。
国際結婚とか、結婚して海外に住むってキラキラしてみえる部分もあるけれど、ダークな部分も沢山。
デンマークにきて、6ヶ月。ようやく自分のビザがもらえそうです。
ここにたどり着くために、アメリカ在住中に、TOEFLの勉強をし、テストを受けて必要レベルある証明をとって。書類チェックが終わったら、銀行に104,404デンマーククローナ(只今約170万円)を人質に取られ、やっとビザがおりるかあと2週間精査するねって所まできました。
公式サイトでは、家族ビザの待機時間は10ヶ月なので、公式よりは早くおりた模様。
コロナの影響で、もっと遅いと思っていたので、意外な早めのお知らせ。
そう、デンマーク、EU市民、スイス市民以外の外国人には、もう信じられないほど厳しいのです。
私、デンマーク人の母ですけどね。でも、外国人なんです。
こういう時は、自分が外国人であることを思い知るのです。
170万円の残高証明でなく、最終的にはこのお金は凍結され、ビザが必要なくなった時(私が永久に離れるとき?死ぬ時?市民になる時?まだよくわかってない)に返されます。
家族ビザを申請ために、北欧マンにも、私にも、必要項目がまずあって、必要ポイントをとれていないと申請はできません。
項目沢山ありすぎて書きませんが、24歳以上じゃないといけないとか、ここ5年のうち3年以上フルタイムで働いているとか。
家に関しては、必要サイズ以上の持ち家もしくは持ちアパートメントもしくは、3年以上の賃貸契約を証明できることが必要なのですが、2年以上の賃貸契約が難しいデンマーク。
幸運にも、北欧マンの仕事場が所有のアパートを賃貸できて、契約書もビザを考慮したものを作成してもらえました。
昔は、大学院卒業していたら4ポイント、大学なら3ポイントみたいに学歴で分けてたり(今はないよ)。
移民政策がよく変わるデンマーク。預けるお金の額が倍になったのは2018年。

ビザをキープするために、6ヶ月以内にA1デンマーク語テスト、9ヶ月以内にA2デンマーク語テストをクリアすることが必要で、テストを受かる毎に、銀行に預けているお金を少しづつ返してくれるという、本当お金人質制度。
今回は、本当貧乏人は来てくれるなってか、乱発してビザを申請できないようにしているというか。申請料も8210デンマーククローナ(只今約13万円)という値段。もちろん返ってきません。
テストもそれぞれ、テスト代2765デンマーククローナ(約4万5千円)*返ってこないよ
で、A1テストをクリアすると約34万円、A2テストをクリアすると約38万円返ってくるのです。(元は自分のお金だよね。。。)
書いていても、お金のことばかりでびっくりですね。
デンマーク人と出会って、デンマークに住もうと考えている方は、まずは二人でお財布をあけて、腹を割った話し合いが必要になるということのようです。
追記:
やった!A1飛ばしてA2テストを受け、A1テスト代を浮かしつつ、31,212クローナ取り返しました。
残りを取り返せるのはいつの日か。