こんにちわ。
蜂のおかげで私たちの生活は、食を豊かにしてもらっています。
そして、蜂の巣を作るために蜂が出す蜜蝋は、色々なものに使うことができます。
クリームやら、色々作りたいものはあるけれど、まずはお手軽な蜜蝋ラップから始めたいと思います
夏休み中、北欧ファアモア宅に滞在。
やっと蜜蝋ラップを作る時間ができました!
健康オタクのファアモアがなんと知らなかったなんてちょっと優越感。
といいうことで、興味津々のファアモア撮影&作成協力のもと、作ってみました。
蜜蝋ラップ愛用して2年、自作のものはどんだけもつのかな。
オーブンで、材料を溶かして、作るやり方とアイロンで作るやり方が主流のようです。
今回は、手軽なアイロンでの方法で作ってみました。
蜜蝋ラップの材料

今回私は、蜜蝋30gで、20cm✖20cmのサイズのものを4枚作ろうと思います。
市販のものでは植物樹脂も一緒に使用して、より密着感を出しています。
が、ずぼらな私、植物樹脂なしで作れないかなと思って、今回はなしでやってみます。
蜜蝋ラップの材料
(20cm✖20cm生地4枚分)
*蜜蝋 30g
*ココナッツオイルと塗るようナイフ
*ピンキングハサミ
*綿100%生地
*クッキングシート
*アイロン&アイロン台
*蜜蝋(BEEWAX) 30g
これはファーマーズマーケットで、養蜂家さんから直接購入したものです。
精製してないので、黄色く、匂いもはちみつの匂いがしっかりします。
大体1つ30g。今回はこれを1つ使いました。
日本だと、すでに小さく固めてくれているものが売っているようです。
できれば、国産のものを使っていただけたらと思います。
沢山一気に作るって方は200gぐらいあってもいいと思います。
くっつきが悪ければ、また足せばいいですし、蜜蝋はリップクリームなど美容系のクリームを手作りしたり、ロウソクを作ったり、色々用途があるので、勿体無いことはないと思います。
蜜蝋ラップ好きかわからないな〜、はちみつの匂いが苦手かもって人は少なめの50gや精製したもの(蜜蝋が白色)を選択してもよいかもしれません。
匂いは、使っているうちに、落ち着いてきます。
感覚はそれぞれなので、お店で匂えたらいいですね。

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*ココナッツオイル
ホホバオイルが近くのお店で見つからず手に入れられず。
植物性オイルなら、同じ抗菌作用、記事を柔らかく保つことができるとの書き込みをみつけたので、家にあったココナッツオイルで代用してみました。
ホホバオイルだと液体なので、適度に垂らす、もしくは、蜜蝋を一度一緒に溶かして、固めてから使う方法が主流のようだったので、面倒くさがりな私はあるもので楽にやりたい。。
ココナッツオイルは、バターのように温かいと柔らかく、低温では固まっています。
今回は室温が暖かく、バターのようだったので、バターナイフで伸ばします。
*ピンキングハサミ
生地の端処理をしなくていいので、ピンキングハサミを使います。
普通、ピンキングハサミで切っただけで、洗濯していると解けてきますが、蝋で固めているので、解けてきません。
大きめに作って、作成後に、野菜の端を包むのにいい大きさに切りたいと思います。
*綿100%の布
オーガニックコットンであれば、よりサステイナブル生活でいいですね。
生地に含まれている農薬の量が少ないからです。
折角、長く使うのであれば、身体にいいもので選べたらいいなと思いますが、家にあるものでもOKです。
この作業の前に、一度しっかり洗っておきましょう。
*クッキングシート
作りたい生地の大きさよりも、かなり大きめに余裕をもって切ってください。
蜜蝋を生地からはみ出す位伸ばして、端まで吸収させるので、大きさに余裕があったほうがいいです。
安全を考えるなら、無漂白のものを使用してください。
*いらないタオル
アイロン台とクッキングシートの間にひき、万が一蝋がアイロン台につかないようにします。
*アイロンとアイロン台
蜜蝋ラップ作ってみよう
①欲しい大きさに生地を切ろう。

上にかぶせたいボールやお皿があったらその大きさや形でもいいし、丸でも四角でも自分の好きな形でいいと思います。
小さいサイズを作るときも、大きめサイズをつくって、4等分や2等分にしましょう。
そのほうが、端までしっかり蝋が染みこんでいるし、何よりも手間が省けます。
②蜜蝋を削る

これは、蜜蝋のビーズ状のものを購入した人はしなくてもいい行程ですが、私のようにブロックで買った人は、削らないといけません。
削った蝋は暑いお湯で洗えば落ちますが、大変なので、安物でもいいので、専用を一つ作って洗わず取っておくといいと思います。
③アイロン台にセットして、ココナッツオイルを塗っていきましょう。

アイロン台に、タオル、クッキングシート、布生地の順にのせていきます。
バタナイフでも、普通のナイフでもヘラでの何でもよし。ココナッツオイルを小さじ1/2とって、中央から外に向かって薄く伸ばします。
厚くつけるとべたつくので薄くがいいです。
④生地の上に、蜜蝋を点在させましょう。

生地の上に小さじ2杯ほどの蜜蝋をふりかけましょう。
足りなかったら後で足せばいいので大丈夫。
端の部分にも忘れずにパラパラ。
ここで、クッキングシートの引き忘れに気づいて、ファアモアとひと悶着。
⑤クックングシートを上から被せて、アイロンをかけましょう。

アイロンを綿生地をかける温度設定にして、アイロンをかけましょう。
アイロンをおいた途端に、蜜蝋が溶けてバターのように液体になります。
端までしっかり、蜜蝋が染み込んでいくように内側から外側にかけるとジワーと広がっていきます。
余分な蜜蝋はクッキングシートにくっつきます。
⑥冷めてから、クッキングシートから剥がしましょう。

冷めたら、クッキングシートから剥がします。
端についてる余分な蜜蝋やクッキングシートについてる蜜蝋は、パテを滑らすと取れるので、集めて使いましょう。
ベタつきがきになる場合は、まずは長めに乾燥させてみてください。
⑦できあがり

今回はじめて手作りで作ってみました。
正直感想は、出来たすぐは、くっつきが弱いのにややべたつくと思ったのと、匂いが結構強いと思ったこと。2週間後の使用感は下に記載。
市販のもの(樹脂入り)にくらべて、くっつき具合は常温だと弱いのかもしれません。
蜜蝋ラップの毎日手入れ
蜜蝋ラップは向き不向きがあります。
衛生的に使うためにも、基本を守って、長く、便利に使いましょう。
蜜蝋ラップの基本
向いてる使用方法
- サンドイッチやパンなどを包む
- クッキーなどのおやつを包む
- 元々ある包装をあけて、上手に閉じることがもうできないものを全体で包んで、乾燥を防ぐ(バターとか、チーズとか)
- 野菜の切り口
- ボールやお椀系の蓋
向かない使用方法
- 生肉、生魚を包む
- 脂を含むソースなどが接触しそうな場合
- 酸性の強いもの(レモン等)は直接触れると蜜蝋がはがれる場合がある
- 電子レンジ等温めるものには使えません
使用後は、以下の方法で手入れしましょう。
*お水で手洗いで洗う
お湯で洗うと、蜜蝋が溶けてしまい、効果が薄れてしまいます。
*しっかり乾燥させる
カビ予防のために、しっかり乾燥させましょう。
*もう一度蜜蝋をつける
効果が落ちてきたら、もう一度蜜蝋をつけましょう。
*汚れがきになったら
汚れが気になったら、まずは部分洗い。
もっと気になったら、1〜2滴洗剤を垂らしたお水のなかでごしごし洗いましょう(すすぎはしっかりと)。
もっともっと気になったら、お湯でごしごし洗いましょう。そして、もう一度蜜蝋ラップ再修復しましょう。
もうこれはよく使った御役目ご苦労さんってなったら、コンポストできる場合はコンポストへ。
手作り蜜蝋ラップ使用して2週間後感想
現在、使って今2週間、くっつきが弱いと思ったラップは、もう一度蜜蝋を足してみたら、くっつき感は増して、問題なく使えています。
今度は樹脂入りも作って比べて見たいと思います。

匂いやベタつきガキになる人は、一度冷水で洗って見てください。
私は、2週間繰り返し使うことで、気にならない程度まで落ち着きました。
衛生的に長く使えるところまで使って、コンポストして、また新しいラップを作って行きたいなと思います。