北欧デンマークのゴミを減らす仕組みは、”必要なものを必要なところへ”

サステイナブルな暮らし
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こんにちわ。

今回は食品ロスについてがテーマです。

食品ロス、世界のバランスについては、ご存知の方も多いと思います。

世界に現在70億人の人々が住んでいると言われています。

そのうちの9億2500万人が飢餓に苦しんでると言われているのです。

経済発展国で、10億トン近くの食べ物が破棄され、その量は、30億の人々が飢えをしのぐことができる量。

この数字は、如何に世界で需要と供給のバランが壊れているのか、経済発展国の需要を満たすために、世界で何が起こっているのか、考えずにはいられません。

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食品ロスについての実際

デンマークでは、農家から人々の口に届く全体の仕組みの中で、1年で70万トンが食品ロスになっています。

日本では、平成29年、2550万トンの食品廃棄物があり、そのうちまだ食べれるのに捨てられてしまう食品ロスは612万トンだったそうです。(消費者庁報告

もうなんか数が大きすぎて、現実味がないですよね。

国民ひとり、毎日ごはん1杯、年間で10キロのお米をほぼ5袋捨ててるようです。

ちょっと信じられない量ですよね。

食品ロスは、事業系食品ロスと家庭系食品ロスとでわけられます。

今回は、デンマークで事業系の食品ロス削減に取り組んでいる活動について紹介します。

それから学んだことは、食品ロスという問題から、暖かい風が吹いているという事実でした。

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デンマークで行われている食品ロスに対するアクションを紹介

デンマークでは、社会的に食品ロスが減るように活動している団体が数多くあります。

私の中では、食品ロスというゴミを減らすという目的もそうですが、その向こうに、”社会に還元する活動”というイメージが大きくあります。

では見ていきましょう。

政府との連携し、大きな規模の食品ロスに対する活動:STOP WASTING FOOD

大手スーパーと提携して、食品ロスに対しての周知活動

デンマーク一番大きい食品ロス対して公的な社会活動を応援しているとても大きな団体です。

政府との連携したり、食品ロスに対する人々の理解と認識を高める活動をしています。

  • 子ども向けに食品ロスの状況が伝わる絵本の作成
  • 大手スーパーと連携し、売上の1%が低所得や恵まれない生活をしている人達をサポートする団体に寄付されるシステムを作成。対象商品にはステッカーが貼られている
  • クリスマスシーズン:スーパーの一角に、”ヘルピング クリスマスBOX”が設置され、プレゼントを受け取ることができない子達にあげたいプレゼントを入れることができる
  • DOOGYBAGキャンペーン:”Doogybag”は、よくアメリカなどで食べ残しを持って帰るのに使われる袋のこと。Doogybagを”Goodybag”(いいものが入っている袋”と名前を書き換えて、200以上のカフェやレストランに袋を配布。食べ物を廃棄しないアクションを訴えた。

などなど。

社会全体に対して、食品ロスに対しての意識を高めたり、教育として取り込んだりと、沢山の人に繋がる活動をしているのが、とても素晴らしい団体です。

キャンペーンがまた行われる時に、InstagramやFacebookでシェアしたいと思います。

過剰な部分を、社会で助けが必要な人へ繋ぐコミュニティ:Food Sharing Copenhagen

コペンハーゲンにて大きい食品ロスに対する活動をしている団体です。

600人に及ぶボランティアによって運営されていて、運営や広報などそれぞれのチームにわけて活動しています。

この団体だけで、2019年1年で1万3000トンの食品ロスが減少し、その分、十分な食事が足りてない人々や食品配給を希望している人々に配給されました。

地区によって違いますが、毎週決まった場所の決まった時間にいくと、生鮮食品がもらえるシステムです。

他にもいくつかの団体が、同じような食品を集め、希望の人に配る、フードシェアリングの活動をしています。

何よりも、余剰な部分を、それを必要としている人に届くシステムが素晴らしいと思います。

友人・仲間を想う気持ちから始まった:ONE BOWL

One bowlはレストランなのですが、とてもユニークなレストランです。

  • 食事の値段はあなたがきめます
  • 提供するメニューはひとつだけ(その時、手に入るドネーションされる食材で作るため)
  • 食事はベジタリアン料理です
  • このレストランはどなたも受け入れます
  • 食事を仲間と食べる時間を大切にしています

お店の始まりのストーリーは、こういうもの。

友人達と毎週日曜に集まり、みんなで食事をシェアしながら語らい時間を過ごしていた若者達。

友人が友人を呼び、20人位の大きな集まりになった時、語らいの中からメンバーが気づいたこと。

”来ているメンバーの中には、金銭的理由で、唯一この食事会がちゃんと食事をとっている状態な仲間がいる”

ということ。

こんなコミュニティを欲している人は沢山いるんではないか。

そう思った想いから始まったOne bowl。

この運営も、ボランティアによって運営されています。

自分の払える値段で、みんなと同じものが食べられる。

人が人の事を想い、それが環境に繋がっている。

そんな想いに心が熱くなります。

デンマークでNo,1ダウンロード食品ロス削減アプリ:Too good to go

これ以上有名な食品ロス削減アプリはないって程、有名なToo good to go。

現在7万8000店のパートナーと提携し、毎日商品を提供しています。

パートナーは、個人のベーカリーやスーパーマケットから、大手のスーパーマーケット、レストラン、ホテルに至るまで。

ホテルは、朝食やブッフェなど、食品ロスが多く生じやすいので頷けますよね。

夕方になると、特に沢山の商品があがってきます。

支払いは、Mobile payで先払い。

払ったページを見せて、商品を受け取ります。

Life of a Bread

職人さんにとっては、捨てるのは辛いですよね。

Too good to goのサイトページでは、学校向けに10歳から13歳、14歳から16歳、17歳から18歳、大学生向けと年齢別にフードロスについて勉強できるプログラムが公開されています(教育マテリアルページ)。

未来を担う子どもにももちろんですが、まずは大人がお手本を見せていきたいです。

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まとめ

以前紹介したFacebookのFree stuff copehnagenというグループでも、お店と思われる人の投稿で、大量のコンテナーソースや、お野菜など、色々なものが、明日で賞味期限を迎えてしまうので、誰かいりませんか?

という投稿をよくみます。

日本では、誰がもらうんだろうと思うかもしれませんが、いつも『なくなりました。』と書き込みをみます。

自分達が思っている以上に厳しい食生活や生活をしている人が多いのだと思います。

私が住んでいる家族向けアパートのグループページでも、”Too good to go”で買った野菜を使いきれないのでシェアしますと、沢山の野菜を『ココに置いておくので、持って行ってください』という書き込みがあります。

みんな喜んで、『頂きます!』と言って、シェアします。

食品ロスが元々の問題点であったけれど、それで沢山の人の生活が少しずつ暖かくなり、そしてその想いがコミュ二ティの繫がりを生んでいるように感じます。

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