こんにちわ。
皆さん、おこさんの誕生日、何をあげていますか?
毎年、なにをあげるか、迷いますよね。
おもちゃを買っても、いつか使わなくなるだろうな。
何か、こどもに自分の想いを伝える、残せるものないかな。
今日は、わたしがしているひとつを紹介したいと思います。
初めて迎えるこどもの誕生日

初めて、子どもが迎える1歳の誕生日。
私は、何をあげていいのかわからず、とても悩んでいました。
もちろん、服やおもちゃや与えられるものはいっぱいあると思いましたが、なんだかピントこなかったのです。
もちろん1歳という年齢もありました。
何をあげても覚えている年齢ではないですもの。
それでも、私がこのこのことを考えていた記録を何か残せたら。いつかこの子に感じてもらえたら。
そこで、私自身のことを考えて、ふと浮かぶものがありました。
それは、母が作ってくれた小学校入学の時の上履き入れです。
思い出の上履き入れと給食袋
柄模様のフェルト生地の袋に、大きなチューリップの手縫いのアップリケと名前の刺繍がはいっていました。
6年間使い続けていたので、しっかりと憶えています。
給食袋にも名前が刺繍で入っていました。6年間使い続けて、袋はヨタヨタになっても、刺繍がとれることはなかったのです。
残念ながら、上履き入れはもう手元にないですが、給食袋はいまだに手元にあります。
”なんでか捨てられない”若い頃は意識していませんでしたが、今はハッキリと理由がわかります。
刺繍から、母の愛を感じていたからだと思います。
私は3人兄弟の末っ子。
今の私から想像したら、そんな時間どうやってあったんだろうと思う忙しさだったと思います。
それでも、作ってくれ、その頃から私はその袋がだいすきでした。
そんな想いを、伝わるかは置いといて、自分も残したいと思って始めたのが、誕生日刺繍です。
1年に1個だけ
手前2つは作家さんのDIY作品 友人の出産祝いに
刺繍が初めての私は、たいそれた計画を立てるのはやめました。
日々の暮らしもひーひー言っていたので、”誕生日の日に向かって作品ひとつ”とルールを設定。
刺繍といえば、フレンチ刺繍とクロスステッチ。
デンマークではクロスステッチの素敵な作品が多いけれど・・・と悩み、両方やってみましたが、私にはフランス刺繍のほうがしっくりきました。
そして、まず初心者なので、
*基本の刺繍の仕方を学ぶ刺繍針と縫い方が練習できるセット
オリムパス『基本縫 5型』フランス刺しゅう基本縫 刺しゅうキット
*完成品が想像できる作家さんのDIY作品(写真手前ふたつ:ブローチとがま口)
【手芸キット】Rairaiさんのノスタルジックフラワー刺しゅうキット ブローチ −Daisy bouquet− | つくる楽しみ
を購入。最初の2年は、作家さんの作品にウラ面に自分で少しデザインと年数・名前を入れ込むことに。
DIYセットにすれば、デザインは見えているので安心。
なによりも細かいたくさんの色の糸も、布生地も必要なだけ入っているので刺繍に集中できます。
初めてやるひとにはキットがおすすめです。
あとは、刺繍枠、チャコペンがあれば大丈夫。
ちょうどこれをやろうと決めた時、日本に滞在中。
アメリカより、日本のほうが色々いいものがありました。
わたしは、Cosmoのワンタッチ枠を使っていますが、これも日本だけ。私はネジで止めるタイプのものより、こっちが好みです。
チャコペンもチャコシートとか、チョークとかしかなく。日本なら百円ショップにさえある。。
トレーシングペーパーとかも何でも売ってる、と、あとでアメリカで苦労した今強く思うところですが、しょうがない。
携帯性のよさと集中して使う時間の心地よさ
刺繍のいいところは、持ちはこびができること。
刺繍枠と糸(針はくっついている)は、鞄にぽんと入る大きさ。
子どもを寝かしに歩く散歩に、かばんにちゃっと忍ばせて、寝たら好きな場所に移動して、ちくちく。
そして、この集中している時間が、とても贅沢で。
もちろん、家を片付けたり、作りおき作ったり、寝てる時間にやらなきゃいけないことは山ほどあるけれど、
それをちょっと置いて、”やりたいことをやる”。
その時間を作るために、他の部分を工夫するように。
その集中して使った時間は、子どものことを想い、使っている時間。
1日10分でも、少しずつ出来ていくのが見えるのがいいのです。
デザインの自由さ
一度なれたら、あとは子どもの好きなものに合わせて、毎年テーマを決めていけばいいですね。
刺繍本も沢山ありますし、図書館とかにもいっぱいおいてあります。
私は、古書店にいって、刺繍の本を探すのがすきです。
デンマークでは、クロスステッチが有名で、沢山の素敵な作品があります。

早く、家族用のクリスマスカレンダーを刺繍したいとおもいながら、時だけが過ぎていますが、、、。
まずは、ひとつ作品をしあげようと思います。
最近は、猫が買いたいとよくいうので、猫とアルファベットを刺繍中。
問題点:男子どうする。。
この問題点ひとつ。
男子にも刺繍を残すかというところ。
うちの男子は、どちらかといえば暴れん坊。
大事に扱ってくれないだろうな。。と想って、男子には作れていない、わたし。
いいアイデアあればください。

サステナブルライフ